こんにちは、Chaiです。
うちには2人の子どもがいます。娘(5歳)と息子(1歳)。
「感情にまかせて、つい嫌な叱り方をしてしまった」
「あとから冷静に考えたら、あんなに叱らなくてもよかったな」
当時4歳の娘に対してガミガミと叱りすぎて、私自身あとから反省したり、自己嫌悪におちいることが増えた時期がありました。
「子どもにとって良い叱り方をするにはどうしたらいいのか?」を知りたくて、こちらの本を読みました
読んでみて、今までの叱り方や子どもへの接し方を冷静に見つめ直すことができました。
本を読んで実践したことは
「まずは子どもの気持ちを受け止める」
今までだったら真っ先に「何度言ったら分かるの?」と叱っていたような場面でも、ぐっと我慢して、とにかく子どもと向き合い、気持ちを受け止めることに徹しました。
その結果、ガミガミ叱ることがかなり減ったんです!!
まだ、たまにくどくど言ってしまいそうになることがありますが、日々精進です。
自分の叱り方を見直すきっかけ
ある休日の出来事。
◆ 娘がお食事チェアから落ちた
→ 私:「またやった!今まで何度も注意してきたでしょ」
お食事チェアの一件から2時間後
◆ コップに麦茶を注いでいる時にこぼして、床がびしょびしょ
→ 私:「何やっているの!よそ見してたんじゃないの?!」「さっき床をきれいにしたばかりなのに」
こうやって書き出すと、頭ごなしに怒っていて恥ずかしい。
そして、あとから冷静になった私が思ったこと。
◆ お食事チェアから落ちた
→自分で気をつけようと思わない限り直らないんだから、ガミガミ言っても意味なかった。
◆ 麦茶をこぼした
→床はふけばいいんだから、あんなに怒らなくてもよかったな。自分で麦茶を注ごうとしていた自主性はむしろ良いことなのに。
上の2つの出来事。
心の余裕があればきっと「気をつけようね」で終わったこと
なのに、感情的になってガミガミ、ぶつぶつと一方的に言葉をぶつけてしまいました。
この日に限らず、こんなことがちょこちょこ起きていました。ただ、この日は短い時間で2回続いてしまい、私自身うまく気持ちの切り替えができず、夜になってとても反省しました。
ガミガミ叱る自分に自己嫌悪
自分なりに考えたイライラの原因は、息子が生まれ2人育児をする中で、私の心の余裕がなくなりイライラすることが増えていったように思います。
どうしてこんな怒り方しちゃうんだろう?
どうしてこんなにイライラするんだろう?
ガミガミ叱ってしまった後、自分の行動を反省。
「ガミガミ叱っても、大切なことは子どもに伝わらないよね」
「お互い気分が悪いだけで、無意味な叱り方だな」
冷静になった時にそう思った私。
感情的になってしまう叱り方がとても嫌だったし、なにより、こんな叱り方、娘にとって良いはずがない。
子供にとって良い叱り方をするにはどうしたらいいんだろう?
本を読んで気付いたこと
ネットで検索して、気になったのがこちらの本。
Kindle Unlimitedなら無料だったので、すぐに読み始められました!
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イライラの本当の原因
この本を読んで、イライラする本当の原因に気付きました。
大人の都合で叱っていませんか?
こどもにイライラするときに一度立ち止まって考えてみましょう。引用元:島村華子『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』2020年
この言葉にはっとしました。どうして娘がやったことに対してイライラするのか?
それは、「大人(私)の都合を押し付けているからなんだ」と納得。
叱る前に、自分の期待が子どもの発達にふさわしいものか?大人にとって不都合だから叱っていないか?を一度問い直してみましょう。
引用元:島村華子『自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』2020年
もう4歳。でもまだ4歳。できないことだってまだまだたくさんあります。それなのに、娘に対して無理な期待をしていなかったか?
大人の都合、子供の都合
「床を掃除するのは面倒なんだから、こぼさないで!」
「遅れちゃうから、のんびりしてないで急いで靴をはいてよ!」
掃除するのが面倒なのも、遅れちゃうのも、大人(私)の勝手な都合。
でも、子供には子供の都合があるんですよね。
先ほどのわが家の例。実際、あとから娘に聞いてみたところ、ちゃんと理由があったんです。
◆ お食事チェアから落ちた
→イスの位置を座りやすく直そうとしていた。イスに座ったまま動かしていたのでバランスを崩して落ちてしまった。
◆ 麦茶をこぼした
→ちょっと高さのあるテーブルで注いでいたので、こぼしてしまった。よそ見はしていない。
娘なりの意見があったのに、頭ごなしに叱っていた私。本当に反省しました。
実践したこと「子どもの気持ちを受け止める」
本を読んで実践したこと。
叱るような場面になった時、まずやることは
「子どもを受け入れる」
とにかくまず初めに、娘の意見や気持ちを聞くことから始めるようにしました。
娘が泣いていても、すねていても、本人が話したくなる・話せるようになるまで待つ。
「あーだったの?こうだったの?」とこちらからは聞きません。娘の気持ちを娘の口から聞けるように、根気強く。そんなことを数回続けていきました。
そこで気づいたこと。
娘の口から出てくる言葉は、私が予想していたことや思い描いていたことではないことの方が多かったのです!
私の変化
気持ちの余裕ができたことで、ガミガミ叱ることがかなり減りました!
感情的になりそうな場面でも、初めに子どもの意見を聞く姿勢を持つことで、私自身がいったん冷静になれるんです。
明らかに、前よりもおおらかに娘と接することができていると感じます。
客観的に見ている夫からも、「接し方が変わったね」と言われました
娘の変化
叱られた時でも【自分の思ってることを正直に伝えてくれるようになった】と感じます。
今思えば、これまでは、「怒られないように何て言えばいいかな」と考えさせてしまっていた時もあったんだろうなと思います。
まとめ
感情的に怒っても相手に大切なことは伝わらない。
そう考えると、ガミガミ叱るのって、親にとっても子どもにとっても、ほんと無意味な時間と労力ですよね。
自分の叱り方を見直せたことで、注意をするような場面でもおおらかな気持ちで娘と接することができるようになり、なんだか気持ちが楽になりました。
私が読んだ「ほめ方・叱り方」の本について↓
「上手に叱る」のは難しいです。娘にとって、私(親)が安心して相談できる相手になれるよう、これからも試行錯誤していこうと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました!