夕飯作りに疲れたワーママへ 土井先生流 具だくさん味噌汁のススメ

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こんにちは、Chaiです。

わが家の夕飯は「ご飯と具だくさんの味噌汁」が基本です。食卓に並ぶのはこれだけのこともあるし、おかずを1品加えることもあります。

外食やテイクアウトしたもので済ます日もよくありますが、基本は「ご飯と味噌汁」スタイル。

こんな私も、以前はおかずを1〜2品用意していました。でも、夕飯作りが苦痛になってしまった時期があり、その時に取り入れたのが土井善晴先生の提案する「一汁一菜」という食事の型です。

目次

土井善晴先生の著書『一汁一菜でよいという提案』

どんな人にオススメ?

  • 毎日献立を考えるのが苦痛だ
  • 働いているママ。子供を迎えてからの夕飯作りがしんどすぎる
  • 家族に栄養あるご飯を作ってあげたいけど、おかずを何品も作るのが面倒

「きょうの料理」でも有名な土井先生が書いた本です。土井先生の食事に対する精神論・哲学論ともいうべきことが書かれているのですが、読んでいる中ではっとさせられることがたくさんありました。

本はこんな一文で始まります。

「この本は、お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んで欲しいのです。」

引用元:土井善晴(出版年2016年)『一汁一菜でよいという提案』グラフィック社(8ページ)

初めてこの本を読んだとき、「無理して何品もおかずを作るのを頑張らなくてもいいんですよ」ポンッと肩をたたいてもらっているような感覚になりました。

Chai

もっと気楽に考えていいんだと気付かされました

土井先生の提案する「一汁一菜」とは?

「一汁一菜」とは、ご飯を中心として汁(味噌汁)と菜(おかず)それぞれ一品をあわせた食事の型です。

引用元:土井善晴(出版年2016年)『一汁一菜でよいという提案』グラフィック社(50ページ)

土井先生は「一汁一菜」を現代風に応用させて「ご飯、それに味噌汁を具だくさんにすればおかずを兼ねるものになります」と言っています。

ご飯と味噌汁じゃ質素すぎますか?

でも、この食事スタイルなら「今日のおかず何にしよう?」と毎日の献立に悩むこともなくなります。さらには、野菜、お肉、豆腐などが入った具だくさんの味噌汁なら栄養面も心配いりません!

具だくさんの味噌汁

具だくさん味噌汁は「みそ汁」であり「おかず」でもあります。

Chai

うちでは「おかず味噌汁」と呼んでいます

私は、毎日最低でも4種類の野菜を用意した上で、そこに

  • わかめ・とろろ昆布などの海藻類
  • 豆腐・油揚げなどの大豆製品
  • 鶏・豚ひき肉
  • ウインナーやベーコン
  • 餃子

などなど、毎日何かしらを加えています。

最近はむし暑いので、トマトを入れた味噌汁をよく食べます。少し酸味があってさっぱりするので食欲をそそります。

実は最近まで、味噌汁にトマトを入れたことがありませんでした。ミネストローネなど洋風スープにはトマトを入れるのに、どうしてでしょうね??もっと自由に柔軟に物事を考えないと・・ですね。

私が具だくさん味噌汁を作り始めたきっかけ

きっかけは、下の子が産まれたことです。

本を買った当初は、「一汁一菜」の考え方は理解できるものの、料理自体は楽しいし、まだおかずを作る余裕がぎりぎりあったので、おかず2品くらいは毎日夕飯に出していました。

でも、子供が1人増えるとやっぱり大変で・・

仕事を終えて、子供2人を保育園にお迎えに行き、その後に夕飯を作る。でも、下の子は夕飯の準備をしている時に、お腹が空いてご飯を欲しがって泣きわめく。

また、お腹は空いてなくても、たそがれ泣きのような感じでくっついていないと泣くので、おんぶをしながら夕飯作り。泣いている子供を背負い、イライラしながらご飯を作る日も多々・・

そんなこんなで、帰宅後が忙しすぎて、夕飯作りが憂鬱で辛くなってきたのです。

そんな私を見かねて、夫が「夕飯はもっと簡単なものでいいよ」と言ってくれました。そこで、土井先生の一汁一菜のことを思い出し、実践してみることにしてみました。

実際に一汁一菜を実践してみて

初めは「ご飯と味噌汁じゃお腹空いちゃうんじゃないかな」と思っていました。

Chai

実際には、意外とお腹がいっぱになります

というか、今まで食べ過ぎてたのかな?と思いました。

そして、シンプルな献立ゆえに、ご飯(お米)が美味しく感じるようになってきました。

私自身に余裕がある日は、ちょっとしたおかず1品を増やすことがあります。例えば、サラダ、おひたし、煮物、コロッケ、さしみこんにゃく、など。

作ることもありますが、「袋から出すだけ」「レンジでチンするだけ」「買ってきた惣菜を皿に盛るだけ」のことが圧倒的に多いです。

おかずを追加する日は、味噌汁の具を「わかめ・ねぎ・大根」とか「キャベツときのこ」などシンプルにして調整しています。

一汁一菜を基本として、自分流にアレンジすればいい

土井先生の提案する一汁一菜は、「必ずご飯に味噌汁!」という思想を押し付けるような堅苦しいものではないので、私は素直に取り入れることができました。

一汁一菜という型を基本に、あとは自分なりにカスタマイズすれば、自分を追い込まずに健康で楽チンな食事作りができるのを身にしみて感じています。

夕飯作りに対して心が軽くなった

食事スタイルを「ご飯と具だくさん味噌汁」にしてから、献立をあれこれ悩む必要がなくなったのですっごく楽になりました。

Chai

帰宅後に作るのはみそ汁だけなので、気持ち的にも余裕が生まれました!

前もって、みそ汁に入れる食材を切って冷凍・冷蔵保存しておけば、帰宅後の切る作業すらいらないです。

今までは、夕飯を作り終えて食べる頃には疲れ果ててぐったりしていました。

しかし、具だくさん味噌汁にしてから、気持ち的にも身体的にも余裕ができて、食事後に上の子と遊ぶ時間が作れるという嬉しいことも!最近は、食事が終わったらトランプやオセロで遊んだりしています。

まとめ

正直、もっと早くからこの食事スタイルを取り入れておけばよかったなと後悔しました。

実際やってみて、私はこの合理的なスタイルが性に合っていました。

でも、「やっぱり食卓にいろんなおかずを並べたい!」という方もいると思うんです。

合う合わないは人それぞれだと思いますが、夕飯作りに苦痛を感じている方がいたら、試してみる価値はあると思います!決してインスタ映えはしないですけどね。

本日もお読みいただきありがとうございました! 

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