こんにちは、Chaiです。
赤ちゃんを布で巻いてあげて丸い姿勢にしてあげる「おひなまき」。
産院の中にはこの方法を取り入れているところもあるため、入院中に助産師さんに教えてもらったというお母さんもいるかもしれませんね。
私は「赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」の中で、おひなまきのことを知りました。
今回は、わが子2人が新生児の時期におひなまきをして、実際にどんな効果があったのかをお話したいと思います!
まんまる抱っこが難しいと感じる人でも、おひなまきにしてあげればまんまる抱っこがしやすくなりますよ
おひなまきについて
そもそも、おひなまきとは
「おひなまき」は、布を使って赤ちゃんをまんまる姿勢にしてあげる方法です。
おひなまきで全身を包み込むように巻くと、赤ちゃんが安心し、興奮を収める効果があります。
引用:赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本 渡部信子 82ページ
赤ちゃんが快適な状態というのは、お母さんのお腹の中にいた時と同じ姿勢だそうです。
胎児は、背骨がCの字に丸くなったまんまるの姿勢です。
背中がまんまるになるように抱っこしてあげる(まんまる抱っこ)ことで、赤ちゃんは快適な状態で過ごせます。
だから、ぐっすり寝てくれたり、ずっと泣いてばかりいるようなことがない、というメリットがあると言われています。
【おひなまき】とは、元々はトコちゃんベルトで有名な「有限会社 青葉」が販売しているおくるみ用の布製品の名前です。それが今では、布を使って赤ちゃんを丸くくるんで寝かせる方法として一般的に使われています。
おひなまきの巻き方
動画で見てみるのが1番分かりやすいかと思います。
おひなまきの巻き方動画
おひなまきにも色々な巻き方があるようですが、こちらの動画のやり方は、トコちゃんベルトの青葉が監修しているので公式のやり方ですね。
私もこの動画と同じ巻き方をしていました
動画を観て「巻き方が難しそう、私でもできるかな?」と心配になった方もいると思います。
確かに、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。でも、毎日巻いているうちに自然と慣れていき、1分もかからずにできるようになります!
ただ、コツと言いますか、平らなところでおひなまきをすると背中がCの字に丸くならないので、まんまる寝床(真ん中がくぼんた布団)の上でおひなまきをすることが大事と言われています。
まんまる寝床は家にあるもので簡単に作れます^^
私は自作のまんまる寝床を使っていたので、家ではその寝床の上でおひなまきをしてました。
小児科などで受診を終えた後、赤ちゃんを平らなベッドの上でおひなまきにする時は、確かにおひなまきがしづらかったことを覚えています。
おひなまきの実際の効果
わが子2人には、生まれてすぐの時期からおひなまきを実践していました。
「実際におひなまきの効果はあったのか?」
はい、娘にも息子にもおひなまきの効果はありました!
新生児の時期は、授乳とおむつ替えの時間以外は、基本すやすやと寝ていました。
娘が生後1ヶ月のころ、私の友人が遊びに来てくれました。彼女が滞在していた4時間、うちの娘はずーっと寝続けていました。結局、友人は起きている娘に会えないまま帰っていき申し訳なかったです。
私は、すやすや寝ている新生児期しか経験していないのでそれが当たり前だと思っていたのですが、そうではないんですね。
実際、子どもが産まれたばかりの親しい友達から急にLINEがきて「何やっても赤ちゃんが泣きやんでくれない。どうしたらいい?」と切実なメッセージがきたことがありました。
「寝てばかりいたわが子の姿は、新生児の当たり前の姿ではなかったんだ」と知りました。
ちなみに私は、赤ちゃんが起きている時はおひなまきはしていませんでした。
授乳もおむつ替えも終えて寝る段階に入った時や、眠たそうにぐずっている時におひなまきにしてあげて、寝入ったらおひなまきをしたままで、まんまる寝床の上で寝かせていましたよ。
私が感じたメリット
私がおひなまきを実践していて一番よかったと感じた点は、驚愕反射で起きてしまうことが少なかったこと。
モロー反射とも言うのかな
おひなまきでくるむことで、この反射が起きにくくなるとまんまる本には書かれています。私も経験からそれは実感しています。
わが子2人は新生児の時から夜はぐっすり寝てくれていました。4〜5時間寝るのは当たり前、たまにぶっ続けで6時間近く寝ていたことも。わざわざ起こして授乳をしました。
ビクッとして起きかけた場合でも、適度なきつさで布で巻かれている安心感で、一瞬目は開けるもののしばらくするとまた目を閉じて寝ていくんです。
おひなまきはいつまで?
赤ちゃんが巻かれるのを嫌がるようになったらおひなまき卒業です。
目安としては、赤ちゃんが活発に動き始める生後3〜4ヶ月辺りでしょうか。(もちろん個人差はありますが)
わが家の子どもたちは2人とも、寝返りができるようになった頃からおひなまきを嫌がりました。娘も息子も、首が据わると同タイミングくらいで寝返りもしていて、それが生後3ヶ月のはじめ頃でした。
寝返りを始める時期は、一般的には4〜6ヶ月のようなので、だいぶ早いですよね。ですので、本来はもう少し長くおひなまきで育てられるのではないかと思います。
使う布は何がいい?
おひなまきで使う布は、サイズさえ合っていればストールやバスタオル、風呂敷などなんでもいいとまんまる本には書かれています。
- 新生児 → 70×70cm
- 6kg前後 → 85×85cm
これくらいのサイズの布がくるみやすいそうです。
個人的に、バスタオルは布の厚みがありゴワゴワしているため、しばりにくく、やりにくいと感じました。ネットを見ていると、バスタオルでうまく巻いてる方もいるようですが、私はダメでした。
公式メーカーの青葉では、おひなまき用の布(2枚入り)が販売されています。メッシュ生地で通気性がよく、また伸縮性があるのでおひなまきのしやすさはピカイチ。もちろん綿100%なので肌に優しい。
私は、第一子の産前に自分で手作りしました
伸縮性は少し足りなかったのですが、通気性のよいダブルガーゼの布を買い、ミシンで縫いました。
さらに、2つのサイズを用意しておきました。
- 70×70cm
- 100×100cm
ただ、うちの子たちは体重が3500g前後で生まれてきた大きな子だったので、70×70cmは最初の1ヶ月間しか使わず、100cmの方をメインで使いました。
私はお裁縫がとってもとっても苦手なので、ミシンで縫うだけでもひと苦労でした。
ベビーグッズを色々知っている今ならガーゼ素材のおくるみを買って、手間をかけないで済む方法を取ったことでしょう・・・
116×116cmの正方形
120×120cmの正方形
余談:妹のおひなまき体験談
私の妹に子どもが生まれ遊びに行ったときに「お姉ちゃんがやってた丸く包む方法教えて!」と言われ、おひなまきのやり方を教えました。
どうやら、寝つくのに時間がかかる上に、寝てもすぐに起きてしまうとのこと。
数日経って、妹からLINEが来ました。
おひなまきをやり始めたら、赤ちゃんがよく寝るようになったよ!
その後、妹はまんまる寝床を自作して、まんまる育児に取り組んでいました。
わが子以外の実例を知り、私もおひなまきの効果に驚きました。
やり方が合っているか不安だったら
今回初めて知ったのですが、青葉ではオンラインでのまんまるねんね講座もあるようです。
動画や本を見て自己流でおひなまきをやってみたけど、うまくできているのか不安・・・ということでしたら、講座に参加してみてもいいですね。
妊娠中にまんまる育児に興味を持ち、赤ちゃんが産まれたらまんまるで育ててみたいと思っていた私は、産前にまんまるの講座に参加しました。青葉さんの講座ではなく、自分が行ける場所で開催されている講座でした。
目的は、おひなまきの方法とスリングの使い方が知りたかったから
実際に教えてもらっていたので、子どもが生まれた後、おひなまきやまんまる抱っこのやり方で困ることは少なかった気がします。
でも、もちろん最初から上手にできたわけではなく、毎日やっていくうちにコツを掴んで慣れていった感じです。
おわりに
私は、わが子の新生児期、おひなまきを含めた「まんまる育児」にとても助けられました。
まんまる育児といっても別に難しいものではなく、赤ちゃんが心地よい状態でいられるように手助けしてあげる感じと捉えていました。それに、私は自分がやれる範囲で取り組んでいました。
- 赤ちゃんがなかなか寝てくれない
- 寝てもすぐに起きてしまう
赤ちゃんがそうなってしまう理由は1つだけではないかもしれません。でも、赤ちゃんの眠りが改善するかもしれない方法としておひなまきも一度試してみてはいかがでしょうか?
赤ちゃんはぐっすり、お母さんも少しの時間休める、そうなれたらお互いにHappyですね^^
本日もお読みいただきありがとうございました!