わが家の住んでいる地域では、保育園の送り迎えは徒歩か自転車がほとんどです。
うちも保育園の送迎で自転車が必要になり、購入したのがパナソニックの「SW」という電動自転車です。
現在も、毎日使ってます!
わが家がパナソニックのSWに決めた理由は、【ライフステージに合わせて、カスタムしながら長く使っていける自転車】だったから。
購入してから3年ほど経っていますが、使い心地もよく、困ったことはありません
SWは、こんな子供乗せ自転車を探している人にはオススメだと思います。
- 自分好みの自転車にカスタムしていきたい人
- 子供を乗せる期間が終わっても、長く使っていける自転車がほしい人
ご家庭ごとに使う環境や求めるものも十人十色だと思います。
わが家のように「パナソニックのSWを子供乗せ自転車として使う」という選択肢もあるということが、どなたかの参考になれば嬉しいです!
なぜ、子供乗せ自転車としてSWを選んだのか?
「SWはこんな人にはおすすめの電動自転車ですよ」と先ほどご紹介しました。
- 子供が乗る期間が終わっても、長く使っていける自転車がほしい人
- 自分好みの自転車にカスタムしていきたい人
その理由は、SWが【カスタムを前提とした自転車】として作られているからです。
逆に言うと、「カスタムとか面倒だな」と思う人にはSWを選ぶメリットはありません。
そういう方は、ママさんに人気のbikke(ビッケ)やGyutto(ギュット)など、最初からチャイルドシートが付いている親子自転車を選ぶ方がよいかと思います。
わが家がSWを選んだ理由
ここで、なぜわが家がSWを選んだのかを軽くお話します。
当時、わが家がこれから買う自転車に求めたことは以下の2つでした。
- 人とはちょっと違う子供乗せ自転車を選びたい
- 長く使っていきたい
「街中で見かけるのとはちょっと違う、自分好みのママチャリにしたい」と思っていた私たち夫婦。
さらに、価格も高く、何度も買い換えるものではない電動自転車。だからこそ、「子供を乗せる期間が過ぎても、手を加えながら長く使っていきたい」という考えもありました。
その希望に合ったのが、パナソニックのSWでした。
ちなみに、今のところ私の行動圏内で子供乗せ仕様のSWを見かけたことはありません
それでは、次の章からSWの特徴や使用感を詳しくお話していきます!
「その辺の情報はもう知ってる」という方は、子供乗せ仕様で行ったカスタムの章へどうぞ。
パナソニックSWの特徴
- カスタムを前提としたコンセプト
- 操作がシンプル
- 構造がシンプルな分、価格が魅力的
カスタムを前提としたコンセプト
SWのコンセプトは「ライフステージに合わせて、自転車のスタイルを切り替えて自由に使ってください」というもの。
子供が成長してチャイルドシートに乗らなくなったら、子供乗せ自転車としての役目は終わります。
そうなった時も、今度は親自身の自転車として、好きなようにカスタムできるので、長く使い続けることができます。
操作がシンプル
電源オンオフだけのシンプルスイッチ。
変速ギアなし、アシストモードの切り替えもない、とてもシンプルな操作性。
うちは、近距離の移動がメインで、坂もほとんどない平坦な道を使います。
電動自転車をいろいろ調べるうちに、「3段階のアシスト機能は、うちにはいらないんじゃないか」と思うようになりました。せっかく良い機能があっても、私の場合、宝の持ち腐れになる気がして・・
実際2年近く使っていて、うちの場合は、SWのシンプル機能で十分だったなと感じています
毎日これくらい使って、バッテリーの充電は1週間に1回ペースです!
アシスト切替え機能が必要かどうか迷ったら
そうは言っても、アシストモード切替えがないシンプルな自転車で本当に大丈夫か迷ってしまう方も多いと思います。
そんな方におすすめなのが、子供乗せ電動自転車のレンタルサービス。
多機能の車種をレンタルできるので、実際に使う道で乗りこなした上で、アシスト切替え機能が自分には必要かどうか検証することができますよ!
構造がシンプルな分、価格が魅力的
SW購入にかかった金額は、10万円弱!
実はこの金額、なんと、後ろ乗せチャイルドシートと子乗せ仕様にするためのオプション品も含んでの合計額なんです!!
(自転車屋さんが割引きしてくれたおかげで、定価よりもだいぶ安いと思います)
3人乗り電動自転車の価格帯が16万円とかそれ以上なのに対し、SWはデフォルトの状態で定価が10万円切っています。
もちろん、そこまで価格が抑えられているのには理由があります。
- 変速ギアなし
- アシスト切替なしでシンプルな操作性
- バッテリー容量8.0A(ギュットは16A)
- 充電1回の走行可能距離36km など
価格帯が高いものと比べれば、安いなりの理由はあります。
しかし、フルスペックを求めず、うちの使用環境ならシンプルな性能で十分だよ!というご家庭にはとっても魅力的なお値段だと思います!
買った後に後悔しないためにも、「1日の走行距離がどれくらいになるのか?」「使う道に坂道は多いのか」など購入前に知っておくことが大事!
実際の使用感【パナソニックSW】
使い始めて分かったメリット
SWは車体自体の重量(チャイルドシートの重さは含まず)が20.9kgとだいぶ軽いんです!
だから、小柄で腕力の弱い女性でもふらつきにくい!
同じパナソニックから出ている親子電動自転車ギュットを例に出すと(ギュットの中にもいくつか種類があります)、だいたい33〜34kgくらいです。
人によっては気になるかもしれない点
サドルの高さが他よりも少し高い
SWの乗車適応身長は147cm以上。サドルを一番低い状態にして、身長155cmの私が乗ってみると、かかとが少し浮く感じです。
私個人の乗り心地として、サドルの位置を一番低くすると、低すぎてペダルをこぐ時に力が必要になって疲れるので、少し高めの位置で乗ってます。
地面に足のつま先がつくくらい。この状態で乗ってます。
駐輪時のハンドル固定は手動
駐輪時に、ハンドルと前輪がふらつかないよう固定できる機能があります。
ただし、SWの場合は手動で行います。(←パナソニックでは「くるピタ」という名称)
同じパナソニックのギュットに搭載の「スタピタ2」という機能だと、スタンドを立てると同時にハンドルが固定されるので、より機能的です。
個人的には、手動での固定でも使いづらさを感じたことはありません!
バッテリー残量は数字で表示されない
そもそも液晶画面がないので、バッテリー残量が数字で表示される機能はありません。
電源のところに3段階の充電残量表示
バッテリー本体に5段階表示あり
そのため、こまめに残量チェックをする必要はあります。私は、バッテリー本体が残り1になったら充電してます。
子供乗せ仕様のために行ったカスタム
SWを子供乗せ仕様にするには、オプションの取り付けが必要になります。
作業はすべて自転車屋さんにお任せしました
主な取り付け内容
- リアキャリア(荷台)の取り付け
- スタンドを両立タイプへ変更
リアキャリア(荷台)の取り付け
SWはデフォルトの状態だと、荷台が付いていません。
ですので、自転車後方にチャイルドシートを付けるためには、リアキャリア(荷台)の取り付けが必須になります。
両立スタンドへ変更
SWの元々のスタンドは1本足です。
子供を乗せるので、両立スタンドに変えてもらいました。
自分たちの希望で行ったカスタム
下記2つは、私たちの希望で行ったカスタムです。
- カゴの取り付け → パナソニック純正のカゴを取り付けました
- ハンドルの変更
SWは、元々はまっすぐなフラットハンドルです
実際に乗り始めたところ、子供をチャイルドシートに乗せた状態で自転車を押す時や信号待ちの時に、まっすぐなハンドルだとふらつく時がたまにありました。
私の腕が短い・・・そして腕力が弱いのが原因だと思います(涙)夫は何の問題もなく乗っていました。
時々ひやっとすることがあったので、フラットハンドルからアップハンドルに変えました。
アップハンドルの例(SWの写真ではありません)↓
子供を乗せなくなった時には、またフラットハンドルに戻します!
チャイルドシートの設置
チャイルドシートに関しては、初めからメーカーオプション品を使うつもりはなく、海外のかっこ良さげなデザインのものを付けたいと思っていました。
選んだのはbobikeという海外製のチャイルドシートです。
わが家が使っているチャイルドシート【bobike】については、こちらの記事で詳しく書いています。
最後に注意事項!
パナソニックのSWは、BAA(安全・環境基準適合車)マークは付いていますが、メーカー情報では幼児2人同乗基準適合車とはなっていません。
わが家は、自転車屋さんに相談し、そのことを承知の上で購入し使用しています。
信頼できる自転車屋さんにご相談の上、あくまでも自己責任・自己判断でご検討ください。
まとめ
- 自分好みの自転車にカスタムしていきたい人
- 子供が乗る期間が終わっても、長く使える自転車がほしい人
そんな方には、パナソニックのSWはとても選び甲斐のある自転車だと思います。
私も、子供たちが小さい時は、子供乗せ自転車としてガンガン使い、
子供たちが自分の自転車に乗るようになったら、チャイルドシートをはずし、私用の自転車として自分が乗りやすいようにカスタムしていく予定です。
ライフステージに合わせて、乗り心地もデザインも自分好みにカスタマイズして長く愛用していきたい!と思える電動自転車を買うことができて大満足です^^
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お読みいただきありがとうございました。