「出産準備品って、こんなにたくさん揃える必要あるの?」と疑問に思ったプレママさん。
私は2度の出産を経験し、「ほとんどのものは産後に買えば大丈夫」ということが分かりました。
できるだけ節約して、無駄なく出産準備品をそろえたい!
そこで今回は、産後に必要な最低限のベビーグッズをご紹介していきます。
退院後、自宅で赤ちゃんのお世話をする上ですぐに必要になるベビー用品をピックアップしています。
出産準備費用を節約する4つのコツ
出産前にすべて揃える必要はない
費用を抑える上で一番大事なことは、最初にすべて揃えないこと。
出産前は最低限必要なものだけ用意しておいて、あとは赤ちゃんが生まれてから少しづつ買い足していけば大丈夫です。
結果的に「無駄なものを買ってしまった」ということが減り、節約につながります。
のちほど、「産後に必要な最低限のベビーグッズ」を紹介していますのでぜひご覧ください!
代用できるものがないか考える
なんでもかんでも赤ちゃん用を買うのではなく、
- 代用できるものはないか?
- 大人と同じものを使えないか?
そんな風に考えてみると、案外「わざわざ買わなくていいや」というベビーアイテムも出てきます。
レンタルを活用する
今は、赤ちゃん用品をレンタルできる便利なサービスがあります。
例えばこんな時、レンタルサービスを上手に使えば、無駄な出費を抑えることができます。
- 使う期間が限られているもの
- 本当に必要か分からないからお試しで使ってみたい
- 購入金額が高いからレンタルで済ませたい
メルカリなどで安く手に入れる
中古品に抵抗がなければ、メルカリやラクマなどのフリマアプリで安く手に入れることができます。
エルゴやベビービョルンの抱っこ紐もたくさん出品されていますよ。
産後に必要な最低限のベビーグッズリスト
出産後の入院生活も終わり、いよいよ自宅や里帰り先での赤ちゃんとの生活が本格的に始まります。
赤ちゃんのお世話をする上で、最低限必要となるアイテムを選びました。
- おむつ
- おしりふき
- ガーゼハンカチ
- コンビ肌着
- 短肌着(必須ではない)
- 前開きロンパース(オススメ!)
- ベビーバス
- ベビー泡ソープ
- 保湿剤
- バスタオル
- 赤ちゃんのベッドや布団
必要に応じて買い足していけばいいので、最初に何個も買いこむことはしません。
いかに無駄なく最低限でそろえられるかが、節約のポイントです!
おむつ
新生児用の紙おむつ。まずは1パック用意しておけば十分でしょう。
あとは退院後に買えば大丈夫です。
新生児おむつは買いすぎ注意
新生児のおむつは、最初に何パックも買い込まない方がいいです。理由は2つ。
理由その1
いざ赤ちゃんが産まれてお世話をしてみると、産前に買っていたおむつとは別メーカーの紙おむつを使いたくなる可能性があります。
一例ですが
- 産院で使っていたのと同じブランドのおむつを自宅でも使いたい
- 産前に買ったおむつがなんだか使いにくい
もし、産前に何パックもおむつを買いだめしていると、まずはストック分を一生懸命使い切らないといけなくなります。
おしっこが出ているかどうかの表示ラインの見やすさ、おむつの肌触りなど、メーカーによってだいぶ違ってきます
私は産後、近くで買える有名メーカーのおむつは一通り試してみました。
使ってみて、自分がお世話しやすいと思ったおむつを買い続けることにしました。
理由その2
新生児おむつは意外とすぐにサイズアウトする。
実際うちの子たちは、2人とも体重が3500g前後と大きめで産まれたのもあり、新生児おむつを使った期間は1ヶ月〜1ヶ月半ほどでした。
お子さんの成長具合によっては、すぐに新生児おむつを卒業することもありえます。
おしりふき
だいたい数個入って1セットで売っています。1セット準備しておけば十分です。
ベビーザらスなどに行くと、おしりふきが段ボール1箱にどかーんと入って販売されています。
「どうせ使うし」と大量に買いすぎるのは注意ですよ!
おしりふきは、メーカーによってウエット感やシートの厚みが違います。
いろんなおしりふきを使っていくうちに「これ使いにくい」「このウエット感いいな」という親の好みが少なからず出てくると思います。(もちろん、安ければ何でもいいという方もいるでしょうが)
色々試して自分好みのおしりふきが確立してから箱買いをしても遅くはないです。
ガーゼハンカチ
10枚ほどあれば困りません。
授乳の時に口周りを拭いたり、お顔を拭いたり、何かと使います。
コンビ肌着
下の子が生まれる前に準備した洋服は、下記の通りです。
- コンビ肌着×5枚
- 前開きロンパース×2枚
コンビ肌着とは、股下がボタンで止められるようになっている新生児の肌着です。
赤ちゃんが2ヶ月、3ヶ月と成長するにつれ、足をバタバタ元気に動かすようになります。
短肌着・長肌着だと足を動かしているうちに、裾がはだけてお腹が見えてるなんてことが長女の時によくありました。
一方でコンビ肌着は、股下をスナップボタンで止めるため、足を動かしてもはだけにくい。
だから、短肌着・長肌着と比べると長い期間使えますよ
【秋・冬産まれなら】短肌着
暑い時期なら肌着1枚で過ごせるので、コンビ肌着があれば事足りると思います。
秋・冬生まれなら、短肌着を着た上にコンビ肌着を重ね着する程度で問題ないと個人的には思っています。
とにかく赤ちゃんは暑がりです。だから、寒そうだったらタオルや毛布で調節してあげればいい。
前開きのロンパース
個人的にオススメなのが、前開きのロンパース。
生後3ヶ月くらいから使うものなのかな?私は下の子の時には新生児期から使ってました。
サイズは60cmを買っておくと、新生児期〜生後6ヶ月以上と長く使っていけます。
(新生児の時はちょっとブカブカですが気付けばちょうどいい大きさになっています)
首からかぶるタイプのロンパースもありますが、首がすわってからでないと着せにくいので新生児には適していません
ベビーバス
沐浴用にベビーバスが売られています。
しかし最初の1ヶ月しか使わないので、お湯を溜められれば何でもいいと思います。
わが家では、たらいのように使える万能バケツをベビーバスの代用品として使用しました。
ベビー泡ソープ
プッシュして泡が出てくるタイプは片手でも使いやすいので、赤ちゃんの沐浴に慣れないうちはオススメです。
親が赤ちゃんを洗うのに慣れてきたら、固形石鹸でも何でもいいと思います。
バスタオル
- お風呂上がり
- おくるみとして
- おむつを替える時に敷く
バスタオルは何かと使う機会が多い万能アイテムなので、2〜3枚用意しておくと安心です。
赤ちゃんのベッドや布団
赤ちゃんをどこで寝かせるかはそれぞれの家庭の状況で変わります。(兄弟が小さい場合、ペットを飼っている、部屋が狭いなど)
赤ちゃんの寝かせ方は、だいたいこの辺になってくるでしょう。
- ベビーベッド
- ベビー布団
- 大人と同じ布団やベッドで寝かせる
うちの場合はというと、新生児期はまんまる寝床で寝かせていました。
「えっ、何それ?」って感じですよね。
わが子2人はまんまる寝床で育ちました。実は夜泣きで悩むこともなかったんです。
まんまる寝床については別記事で詳しく書いています。
必要に応じて買えばOKなベビーグッズ
ここからは、「必要に応じて買えば大丈夫」なベビーグッズをご紹介します。
- 母乳パッド
- 粉ミルク、哺乳瓶など
- 円座クッション
出産準備費用を節約するには、無駄なものを買わないのが重要!
特に母乳の出方に関しては、実際に赤ちゃんが産まれてみないと分かりません。
入院中にポチればすぐに買えますし、旦那さんに頼んで買っておいてもらうのもよし。
母乳パッド
「母乳の出がよくて大変!」となった時点で買えばいいです。
そうしないと、私のように使わないままになってしまい無駄な買い物になります。
粉ミルクや哺乳瓶
ミルク育児に必要な主なアイテムは下記の通りです。(私はミルク多めの混合育児でした)
- 粉ミルク
- 哺乳瓶
- 乳首(にゅうしゅ)
- 乳首(にゅうしゅ)を洗うブラシ
- 哺乳瓶の消毒グッズ(薬液消毒剤、電子レンジ消毒セットなど)
- 哺乳瓶を洗うブラシ
ここまで揃えたのに使わなかったらショックですよね。
ミルク関係の買い物は、入院中に自分の母乳の出具合を見てからネットか店舗で買う。これが一番いいです。
そうは言っても、「事前に準備しておかないと心配!」というお気持ちもよく分かります。
もし前もって準備しておくならば、まずはこれくらいで十分です。
- 哺乳瓶×1本
- 粉ミルク(キューブやスティックタイプがおすすめ)
粉ミルクは、産院でお試し品をもらえることも多いですよ
哺乳瓶の消毒
哺乳瓶の消毒はとりあえず煮沸消毒でOK。
混合でミルク多めや、完全ミルク育児になった時点で、薬液消毒液(ミルトンなど)や電子レンジでの消毒セットを買えば無駄な出費を抑えられます!
粉ミルクはキューブ型がおすすめ
粉ミルクはキューブ型を買っておくと後々融通が効くのでオススメです。
大きい缶入りの粉ミルクは、開封したら早めに(1ヶ月以内)使わなければいけません。
「すぐに母乳が軌道にのって赤ちゃんに粉ミルクを飲ませる必要がなくなった」なんて時に大量の粉ミルクを消費するのは大変です。
私は「ほほえみ らくらくキューブ」を使っていました。
個包装なので、未開封であれば長期保存ができます。個包装1袋は200ml分です。
もちろんキューブの場合も、開封したら早いうちに使わないといけませんが、1缶消費する大変さと比べたらちょろいもんです。
開封していない個包装のキューブは、離乳食開始まで消費期限が持てば、離乳食で使うこともできます。(パンがゆやミルクスープなど)
円座クッション
私は第一子の時に会陰切開の痛みが強く、産後1ヶ月は円座クッションがなければ椅子に座れませんでした。
2度の出産でとてもお世話になったアイテムです
しかし会陰切開をしなかった・したけれどそこまでの痛みはなかったという友人もいます。
おそらく産院にも円座クッションは準備されているはずです。
入院中に、痛みが辛い・円座クッションがあった方が楽かなと思えば、その時点でネットで買っても遅くはないでしょう。
痛みがなくなり使わなくなった後は、母乳をあげる時に高さを出すためのクッションとして使いました。
すぐには使わないけど、いずれ必要になるベビーグッズ
優先度は高くないけど、そのうち必要になるので出産前に買っておいても損はないアイテム。
- 短い時間で計ることができる体温計
- ベビー用の爪切り
短時間で計れる体温計
当たり前ですが、子供はじっとしてくれません。
だから、短時間で計れる体温計があるととっても便利です。
わが家では15秒予測式の体温計を使っています。
保育園に通うなら毎朝計るし、病気の時にもさっと計ってあげたいし、今後ながーーーく使っていけます。
ベビー用の爪切りハサミ
大人用爪切りでも赤ちゃんの爪は切れます。
でも私は怖くてできないと思ったので、ベビー用の爪切りを前もって買いました。
赤ちゃんのお肌が心配だった私が買ったもの
最低限の準備にしておきたい私ですが、それでも出産前に買って準備しておいたものがあります。
参考程度に書いておきます。
無添加の洗濯洗剤
私は肌が弱く、小さい頃からアトピー体質です。だから、産まれてくる赤ちゃんの肌も少し心配でした。
子どもたちが産まれて数ヶ月は無添加の洗濯洗剤を使って肌の様子を観察。
赤ちゃんが使う肌着やタオルは大人と分けて、無添加の洗濯洗剤で洗っていました。
娘も息子の時も、お肌の状態が心配なさそうだなと思えた時期に、大人と同じ洗剤に切り替えています。
必要な時にすぐ買えるようにしておくコツ
ネットショッピングのほしい物リストを活用
出産前の時間を利用して、「今は買わないけど、あとで必要になるかも」と思うものをリサーチ !
そして、その商品をamazonや楽天などのほしい物(お気に入り)リストに入れておく。
こうしておけば、産後に「これほしい」と思った時に検索することなく、すぐに買えます。
入院中に自分でポチッとしてもいいし、旦那さんに頼む時には「ほしい物リストに入っているあれとあれ買っておいて」とメールするだけで済みます。
近所のベビー用品コーナーを見ておく
産後すぐには動き回れないので、近所のドラッグストアやスーパーのベビーコーナーを出産前に調査しておくといいですよ。
- どんなものが売っているのか
- どの店が品揃えがいいのか
- 必要になりそうなものが売っているか
上記のような点を、なんとなく把握しておくと後々便利です。
おわりに
これから産まれてくる赤ちゃんのことを思いながら用意する出産準備はワクワクしますよね!
当記事では
- 産後に必要な最低限のベビーグッズ
- 入院中・退院後に買えばOKなベビーグッズ
- すぐには使わないけれど、いずれ必要になるもの
以上をご紹介しました。
ご家庭それぞれの考えで必要なものは当然変わってきますが、「出産準備品は本当に必要なものだけをそろえておけばいい」「必要になった時に買えばいい」という方に、当記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!